楽天の家族カードとは？ポイントはどこにつくの？本カードと2枚持ちしてる私がくわしく解説します

クレジットカードを持ちたいと思ったとき、自分でカードを申し込んで作る以外に「家族カードを作る」という選択肢があるのを知っていますか？

家族カードは通常のカードと同じように決済できるのはもちろん、家族間でポイントを共有できたり追加料金なしで海外旅行保険に加入できたり、メリットがいっぱい。

我が家は楽天の家族カードを活用しながら、年間10万ポイント貯めています。

夫婦2人で協力してポイ活しているので貯まるスピードが速いです！

この記事では、家族カードのメリット・デメリットやカードの利用で貯まるポイントについてくわしく解説しています。

家族カードが気になっている方や家族でポイントを貯めて節約につなげたい方はぜひ読んでくださいね。

楽天の家族カードとは

クレジットカードを作るには、原則として「安定した収入がある」ことが条件になりますが、家族カードの場合は収入がなくてもOK。主婦や学生でも作れます。

しかも、本会員（クレジットカードを契約した人）とほぼ同じサービスや特典を受けられます。

家族なら誰でも作れる？

家族カードは、作ることができる人の条件が決まっています。

楽天カードの場合は、

この3つすべてが当てはまっている人が作れます。

兄弟姉妹や祖父母は発行できないことに注意。

ちなみに、楽天カードの家族カードは同居が条件に入っていません。

だから、夫が単身赴任していても妻のカードを作れるし、一人暮らししている子どもに作ることもできます。

家族カードの名義は誰になるの？

家族カードの名義は、そのカードを使う人。

夫が本会員で、妻が使う用のカードを作るなら妻の名義になります。

クレジットカードはそのカードの名義人しか使えません。

もし夫が妻と大学生の娘に家族カードを持たせたい場合は、妻と娘それぞれに作る必要があります。

限度額って個別にもらえるの？

家族カードは本会員カードのおまけ的なものなので、個別に限度額はもらえません。

家族は、本会員に設定された限度額の範囲内で使えます。

1人のカード限度枠を家族でシェアするため、限度額に達しやすくなりますのでお気をつけください！

カード料金の請求・引き落としは一緒？別々？

カード料金は本会員・家族会員の分をあわせて請求され、本会員の銀行口座からまとめて引き落とされます。

最近はクレジットカードの利用履歴を家計簿アプリに取り込めるので、一ヶ所にまとまっていると家計管理がかんたんに済みます。

国際ブランド（JCB・VISA・Master・AMEX）は選べる？

家族カードはカードのデザインや国際ブランドを選べません。本カードと同じものが発行されます。

本カードと家族カードで別々のブランドを持つことはできませんが、楽天の本カードはひとり2枚まで持つことができます。

家族で2種類の国際ブランドを所有したい場合は、本カードを2枚持つのも手です。

タッチ決済できる？

楽天カードではJCB・VISA・Masterでタッチ決済できます。もちろん家族カードも。

スマホのタッチ決済は画面ロック解除なし、「ピッ」とかざすだけで支払いできるかんたん便利な優れもの。

子どもと一緒にお買い物していても、お財布を出さずにスムーズにお会計ができます。

ただAMEXブランドだけはスマホタッチ決済×なので、その点はご注意くださいね。

家族カードを申し込むのは私？夫？

家族カードの申し込みができるのは、本カードを持っている人です。

というのも、家族カードは本カードについてる無料オプションのひとつで、本カードがあってこそ作れるカード。

オプションの部分だけ作ることはできないんです。

作り方は2パターン。

• すでに本カードを持っていて、家族カードを追加で申し込む
• 本カードを作るときに家族カードも一緒に申し込む

シンプルな手続きでかんたんに申し込めます。

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家族カードのポイントはどこにつくの？

楽天カードでは、家族カードを使った分も1％分のポイントをもらえます。

ポイントがつくのは本会員の楽天アカウント。

家族それぞれがカードを利用した分のポイントが合算され、1ヶ月分のポイントがまとまって本会員アカウントに集まるしくみです。

貯めた楽天ポイントを家族に送ることはできる？

家族で楽天カードを使うと、本会員にポイントが集中します。

でも、いつも妻がお買い物する家庭なら妻がポイントを持っていたほうが効率的に使えたりしますよね。

楽天カードには「家族でポイントおまとめサービス」というポイント移行するしくみがありますので、家族でポイントを分け合いたいときはそちらを利用しましょう。

ポイントを送るときの注意点はこちら。

家族間でポイントを移動させるためには、受け取る側（家族会員）の楽天アカウントも必要です。

メールアドレス・パスワード・氏名の入力だけでかんたんにアカウントができるので、まだの方はさくっと作ってしまいましょう。

 楽天会員登録する

そして、楽天ポイントには通常ポイント・期間限定ポイントの2種類がありますが、家族に送れるのは通常ポイント。

50ポイント貯まるまでは移行できないのでご注意くださいね。

そして、ポイントおまとめサービスはポイントを受け取るまでに少し時間がかかります。

ポイント払いをする予定があるときは2日前までに手続きしておきましょう。

お給料日前で家計が厳しいときにポイントは重宝します。ポイントの移行は早めに、計画的に！

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家族カードのメリット

ずばり大アリです！

クレジットカードを使うと利用金額に応じてポイントをもらえますが、家族カードを活用して家族でポイ活に取り組むとポイントの貯まるスピードがぐんとアップします。

ほかにも家族カードならではのメリットがいろいろあるので、4つほどご紹介しますね。

家族カードは審査が通りやすい

主婦や学生はクレジットカードの審査が通りにくいと言われていますが、家族カードは審査が通りやすく、収入が少なくてもクレジットカードを持てるのがメリット。

基本的にクレジットカードは『信用できる人＝きちんとお金を支払える人』が持つことができます。

でも家族カードは「本カードの持ち主にきちんと収入があれば、その家族にもカードを持たせてあげるよ」というしくみのため、収入がない主婦でも作りやすいんですね。

ちなみに、楽天の家族カードの審査は比較的早いですがカードの即日発行はしていません。

引き落としや利用明細が1つにまとまるから家計管理しやすい

ふだんの生活で食材や日用品・光熱費・スマホ代などいろいろなものにお金を払いますが、家計はできるだけシンプルにするのがおすすめ。

家族カードは引き落としも明細も本カード分と合わせて1つにまとまって来るから、わかりやすいし手間も少ないです。

もし主婦が家族カードではなく本カードを作り、夫も本カードを持つなら、カード料金の引き落としも明細も夫婦別々になります。

夫婦それぞれの明細をみて家計簿をつけたり、引き落とし日に合わせてそれぞれの口座にお金を用意するというのはなかなか面倒なもの。

家族でポイントを貯めたり、シェアできる

楽天の家族カードの大きいメリットがこれ！

家族みんなでポイントを貯めたりポイントを共有できるんです。

「家族カードのポイントは本カード持ち主のアカウントに集まる」という特徴を活用すると、ポイントを効率的に貯められますよ。

我が家がやっている家族カードをフル活用してポイントを貯める・使う方法はこちら。

ふだんのお買い物は妻の家族カードを使う
夫名義で払うもの(公共料金・税金など)は夫の本カードを使う
　　 
カード利用分のポイントは夫の楽天アカウントに集まる
　　 
貯まったポイントは夫のアカウントでカードの支払いにあてる

実は、楽天ポイントの一番お得な使い方は「楽天カードの支払いにあてる」です。

楽天カードでは、ポイントで支払った分も含めてポイントがもらえるからこの使い方がベスト。

楽天カードの料金をポイント払いすると、出費をおさえながら満額分のポイントをもらえるのでいいことづくめですよ。

本会員と同じサービスを受けられる

楽天カード（本カード）のポイント還元率は1％。家族カードも本カードと同じ1％分のポイントを貯められます。

また、楽天カードには海外旅行保険や盗難保険がついていますが、家族会員もこれらの保険を使えます。

例えば、子どもを海外留学させるときに子ども名義の家族カードを持たせると、万が一トラブルがあっても補償を受けられるんです。

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楽天の家族カードの注意点

作りやすくて効率的にポイントを貯められる家族カードですが、注意点もあります。

国際ブランドやカードデザインは本カード会員と同じ

楽天カードの場合、家族カードの国際ブランドやカードデザインは本カードと同じになります。

もし夫が、私の全然好みじゃないデザインを選んでしまったら、しかもお店で出すのが恥ずかしいデザインだったら、カードそのものを持ち歩きたくない…。

こうならないためには、本カードを作るときに夫婦で一緒にデザインを選ぶのがおすすめです。

もし「すでに夫が本カードを持っていて、それが自分的にNGデザインだった」「やっぱり自分の好きなデザインのカードを選びたい！」という場合は、家族カードではなく本カードを作るのも手。

楽天カードは主婦でも審査が通ったという例がいくつもあるので、申し込んでみるのもアリです。

限度額は本カード会員の限度額を分け合う

家族カードは、本カードに設定された限度額の範囲内で使えます。

また、限度額はカード料金の支払いが終わるまで復活しません。

設定された額にもよりますが、家族で使っていると結構あっという間に限度額に達します。

特にスマホ代や公共料金・保険料などをカード払いにしている人は要注意。

もし大きな買い物をしてカードの限度額まで使ってしまうと、スマホ代を決済できなくなってしまいます。それは絶対避けたいですよね。

そうならないためには、家族カードを作るときに

• 誰がいくらまでなら使っていいか、個人ごとの利用可能額を決めておく
• 大きな買い物をするときは、事前に家族に相談する

などルールを決めておくとよいでしょう。

家族に内緒のお買い物ができない

本会員と家族会員の分の明細は一緒になった状態で本会員のアカウントに届きます。

夫には内緒にしたくても、「いつ・どこのお店で・いくら使ったか」がバレてしまうのが痛いところ。

（細かいところまでチェックしない夫なら）楽天ペイにチャージして、チャージ残高から買うという手は使えるかも。

楽天ペイにチャージした場合「楽天キャッシュ チャージ 〇〇円」と記載されるだけなので、チャージ残高から何を買ったかまではわかりません。

夫には言いにくいちょっと高めのランチくらいならこれでいける可能性はあります。

とはいえ「楽天ペイの明細も見せて」と求められたらバレると思います…。

誰にも言えない秘密のお買い物をする場合は、家族カードではなく楽天カードを作るか他のキャッシュレス決済を使いましょう。

ETCカードが作れない

残念ながら家族カードではETCカードを作れません。

家族カードもETCカードも、本カードについてる無料オプション＝おまけなんです。

元々おまけである家族カードに、さらにおまけ(ETCカード)をつけることはさすがにできないんですよね。

ETCカードを作れるクレジットカードがほしい場合は楽天の本カードか、年会費無料で主婦でも作りやすいリクルートカードやPayPayカードを作りましょう。

楽天の家族カードQ&A

本カードと家族カードは2枚持ちできる？

できます！（実際に持ってます！）

本カードと家族カード、それぞれ作れる枚数はこちら。

種類	作れる枚数
本カード	ひとり2枚まで
家族カード	本カード1枚につき家族カード2枚まで

（余談）私は本カード1枚＋家族カード1枚の組み合わせで持っていますが、

• 本カード 自分のおこづかいで好きなものを買う用
• 家族カード 家計用

と使い分けています。（私がおこづかいで何を買っているか夫は知りません）

2枚持ちするとヒミツのお買い物もできて便利ですよ！

家族カード分だけの利用明細は見れる？

見れます！

楽天カード会員用のサービス「楽天e-Navi」を使えば、家族会員だけの利用明細を見ることができます。

手順は以下のとおり。

家族単位ではなく個人でどれだけカードを使ったかがわかるので便利です。

ちなみに、本カード会員が家族会員の明細を見ることはできますが、その逆はできません。

楽天ペイに家族カードを登録できる？

できます！

楽天ペイは、楽天カードからチャージすると0.5％のポイント還元を受けられるお得なキャッシュレス決済です。

ここでおさえておきたいのが、楽天ペイを使う人＝カードの名義人にするということ。

たとえば妻が楽天ペイを使うなら、妻名義のカードで登録する。ペイの利用者と名義が同じなら、家族カードでも大丈夫です。

楽天ペイで得する使い方についてはこちらもどうぞ。

家族カードでふるさと納税の支払いはできる？

問題なくできます！（いつもやってます！）

ふるさと納税は、税金を控除したい（減らしたい）人の名義で寄付します。

支払いにクレジットカードを使う場合、寄付を申し込む人＝カードの名義人で一致させる必要がありますが、このカードは家族カードでもOK。

楽天の家族カードなら通常のお買い物と同じように寄付金額の1％分のポイントをもらえます。

家族カードで楽天モバイルの支払いはできる？

できます！（これもやってます！）

ポイントは「楽天モバイル回線の契約者＝クレジットカードの名義人」にすること。この名義が一致していれば、家族カードでもOK。

ちなみに楽天モバイルは、

A：実際にスマホを使う人
B：スマホ代をカード決済する人（＝モバイル回線契約者）
C：カード料金の引き落とし口座名義人

このABCが全員違う人でも大丈夫です（我が家がそう）。

たとえば、

A：スマホを使う＝子ども
B：家族カードで決済する＝ママ
C：引き落とし口座名義＝パパ

こんなかんじでも問題ありません。

まとめ

楽天の家族カードは主婦でも作りやすくて年会費無料、ポイントが貯まりやすいお得なカードです。

家族カードを使って夫婦で協力してポイ活すると、ざくざく貯まって効率的。

貯めたポイントは家族でシェア＆カード料金のポイント払いOK！家計をサポートする強力な味方になってくれます。

家計用は家族カード、自分のために使うときは本カード、と使い分けると家族に内緒のお買い物もできちゃいます。

まだお持ちでない方はぜひ作ってみてくださいね。

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